「LCCは厳しいみたいけど、お水は持ち込めるの?」
「持ち込める荷物は何kgまで?」
「〇〇は持ち込めるの?」
旅行の準備をしていると、機内への持ち込みや預け入れ荷物について不安になることは多いですよね。本記事ではそんな方へ向けに荷物規定を詳しく紹介していきます!
- 香港エクスプレスの持ち込み荷物規定
- 持ち込みが禁止されているもの一覧
- 荷物を減らすパッキング術
機内持ち込み物については筆者の体験談も交えてご紹介しています。気軽にチェックしてみてくださいね!
香港エクスプレスの荷物規定

まずは香港エクスプレスの各運賃クラスの荷物規定についてご紹介します。
ウルトラライト | ライト | エッセンシャル | マックス | |
機内持ち込み手荷物 (合計7kgまで) | 身の回り品1個 | 身の回り品1個 +機内手荷物1個 | 身の回り品1個 | 身の回り品1個 +機内手荷物1個 |
預入れ荷物 | 追加料金 | 追加料金 | 預け入れ 荷物1個(20kgまで) | 預け入れ 荷物1個 (32kg) |
参考価格 ※1 | ー | +1,000円 | +3,000円 | +5,000円 |
※香港エクスプレス公式HPを参考に作成
LCCは格安に移動できる魅力がある一方で、預け入れ荷物については厳しい規定があります。
ウルトラライトとライトは預入荷物を追加料金で買う必要があり、予約時の購入で6,000円(20kg)となるため預入荷物がある場合は必然的にエッセンシャル以上のプランが選択肢となります。
預け入れ荷物で持ち込み禁止のもの
- リチウムイオン電池(モバイルバッテリー等、電子タバコ等)
飛行機では発熱や発火のリスクがあり預入荷物では持ち込みが禁止されています。
※但し機内持ち込みは可能 - ライター
こちらも同様の理由で預入荷物で持ち込むことはできません。
※機内持ち込みも不可
モバイルバッテリーや電子タバコに内蔵されているリチウムイオン電子は衝撃や、熱に弱く預入荷物に入れていた場合、発見が遅くなり危険という理由で預入れが禁止されています。
ライターに関しては危険性があることと、テロ対策ということで持ち込みも禁止されているため保安検査前のボックスで処分する形となります。
オーバーしてしまったら
もし出発当日に手荷物チェックで重量オーバーしてしまった場合はいずれかの方法で対処します。
- 追加料金払う
チェックインカウンターで仮に荷物が重量オーバーしてしまった場合、1kgあたり2,300円を追加で払い預け入れることが出来ます。
- 郵送する
EMSと呼ばれる国際便で香港へ送ることもできます。例えば成田空港がある千葉県から郵送の場合は、1kgで3,150円で郵送出来ます。但し到着までは最速でも3日かかるため長期滞在でない場合は現実的では無いでしょう。
- 空港のロッカーへ預ける(日額)
最後に飛行機に持ち込まないパターンです。例えばこちらも成田空港の場合日額のコインロッカーですと、大型荷物で800円/日かかります。最大8日間まで預けることができ過ぎてしまった場合は荷物は手荷物一時預かり所の保管になります。
郵送は時間やお金がかかることから、旅行にどうしても持っていきたい場合は追加料金、持っていかなくても良ければコインロッカーという形がおすすめです。
追加料金の場合は帰りも同様に超過料金がかかることもお忘れずに。
筆者は出発前に重量チェッカーを使って荷物の重さを測っています。自宅では中々計測が難しいキャリーケースの取っ手に巻き付けて持ち上げると重量を計れる商品で、700円~2,000円の間で購入できます。
心配な方はぜひ検討してみてください。
機内に持ち込みが禁止されているもの

無事チェックインを終え、預入荷物を預けた後は機内への持ち込み物も確認する必要があります。こちらでは機内へ持ち込みを禁止されているものに対して注意点をご紹介します。
食べ物・飲み物は禁止
よくある質問ですが、LCC全般機内への飲食物は禁止されています。
LCCはチケット代に加え、機内での飲食サービスも貴重な収益元となっているため持ち込み物には厳しくなっています。
ペットボトルは自己責任で
とはいえ、4〜5時間のフライトで飲み物が無いのは厳しいですよね。筆者も利用した際には没収覚悟でペットボトルの持ち込みをしました。
結果としては没収されずに済みましたが、あくまで自己責任となるため心配な方は機内で注文することをおすすめします。(ちなみにお水は約200円程度でした)
モバイルバッテリーは使用NGに
旅行には必需品のモバイルバッテリーですが、2025年4月より機内での使用が禁止になりました。
香港エクスプレスを含む各社とも対応に追われており、今後コンセントの設置などの可能性などはありますが搭乗前に十分に充電しておきましょう。
その他、香港エクスプレスの座席や機内での過ごし方についてこちらの記事で紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください!
香港への持ち込みが禁止されているもの

香港へは電子タバコの持ち込み禁止
・麻薬
・電子タバコ
・薬物
・ブランドのコピー品
・武器
・肉製品
電子タバコは預入荷物としても、香港への持ち込みとして禁止されています。また余談ですが紙巻きたばこ19本までと本数の制限があるため喫煙者は特に注意しましょう。
肉製品も持ち込みNG
また生肉や肉製品も持ち込みが禁止されており、生の餃子の持ち込みも禁止されたというニュースもあるので食品の持ち込みを考えている方は今一度持ち込み禁止物がないかチェックしましょう。
荷物を減らすパッキング術

ここまで、香港エクスプレスの手荷物について紹介してきました。
慣れない海外旅行で、あれもこれもと準備している内に重量オーバーしてしまうことは多々あります。そこで筆者が普段行っているパッキング術をご紹介します!
荷物を減らすパッキングのルール
①「もしも」は持たない
②服は3日分で十分(靴は1足)
③100均の製品をフル活用
他にもいろいろありますが基本はこのルールを抑えておけばグッと手荷物が減りますよ。順番に確認していきましょう。
「もしも」は持たない
特に心配性な方はあれここれもと準備しがちですが、筆者の経験上結局使わなかったことがほとんどです。
また、香港であれば日本で買う医薬品や折りたたみ傘などはほぼ現地でも調達できます。現地で500円以内で買えそうか?を基準に荷物の選別し、必要以上は持って行かないと割り切ると楽ですよ。
服は3日分で十分
旅行の荷物で一番かさ張るのは洋服や靴といった衣服関連。
長期旅行の場合でも3日間分の服で十分で、靴は履きなれた靴を1足履いていきましょう。現地のホテルではほぼの場合コインランドリーがあり、そこで洗濯できるため着回しがしやすい服を中心に選ぶとオシャレも楽しめますよ。
また筆者のおすすめは使い古しの下着を持っていくことです。そのまま洗濯せずに現地で捨ててくれば多少なりとも荷物を軽くすることができます。
100均の製品をフル活用
旅行準備では100均の商品が大活躍します!その中でも特におススメな商品を2つご紹介します。
- 小容器
手のひらサイズの小容器ですが、常備薬を日数分詰め変えたり化粧水を移し替えたり色々な使い方をすることができます。特に液体は持ち込み時に100ml以下の容器移さなければならない規定となっているので活用することをおススメします。 - 逆止弁付きの圧縮袋
自宅での収納で活用している方も多い圧縮袋ですが、最近逆止弁付きのタイプが売られています。服を入れてクルクルと回していけば自然と空気が抜けて圧縮されていきます。収納時にもコンパクトになるので一石二鳥ですよ。
まとめ
香港エクスプレスの機内や預け入れの荷物制限についてご紹介しました。
- モバイルバッテリーは機内持ち込み可、使用は不可
- ペットボトルの持ち込みは自己責任で
- 消耗品は現地調達もあり
何かとルールが厳しいLCCですが、上手く理解して活用することでお得に香港旅行を楽しむことができますよ。
筆者は最初の頃あまり理解できておらず、よく保安検査時にペットボトルを没収されていました…
本記事がみなさんの香港旅行の準備に役立てばうれしいです!
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