「香港旅行で使う航空会社を比較している」
「LCCなどを使って格安で移動したい」
「エコノミークラスでも快適に移動できるの?」
日本からのアクセスもよく、観光地としても人気な香港。様々な航空会社が日本から就航していますがどの航空会社がいいか迷いますよね。
この記事ではそんな方へ向けてよく比較されるピーチ航空と違いを通して香港エクスプレスのエコノミークラスについて紹介します!
- 香港エクスプレスとピーチ航空の違い
- セール情報の受け取り方
- VISAカードは使えるの?といったよくある質問
読み終えた後には、自分に最適な航空会社を選べるようになっていますよ。
5分程度で読めるのでぜひ気軽にチェックしてください!
香港エクスプレスはエコノミーのみ!

香港エクスプレスを含むLCCは、機内のサービスを有料化したり使用機材を簡素化することで格安で運行することを目指す航空会社のためシートはエコノミーのみです。
香港旅行を計画している方にとって香港エクスプレスとその他の航空会社ではどのような違いがあるのか気になる方も多いはず。そこで同じ特徴を持つピーチ航空と比較します。
ピーチ航空と比較
- 香港エクスプレス
設立:2004年(2013年にLCCとして再編)
本拠地:香港
親会社:キャセイパシフィック航空
路線:主にアジア圏(日本、韓国、台湾、東南アジアなど)
特徴:香港を拠点とする唯一のLCC - ピーチ航空
設立:2011年
本拠地:大阪(関西国際空港)
親会社:ANAホールディングス
路線:日本国内&アジア圏(韓国、台湾、香港、中国、東南アジアなど)
特徴:日本初の本格的なLCC
両社ともフルキャリア(大手)の航空会社を親会社に持つLCCで、就航路線や格安旅行者をターゲットとした戦略など共通点が多い航空会社です。
これまで上質なサービスが定番だった航空業界ですが、2010年代以降LCC業界の急成長に合わせ参入。市場の成長と共に業界きって航空会社へと成長していきました。
LCCの魅力はオプションを自ら選択できる!
LCCはこれまでの航空会社と違い、機内での食事や預け入れ荷物など必要など場合のみ有料で選択できることで、ベースとなるチケット代を低価格で提供することができます。
短期の旅行で荷物が少ない方や、食事が必要ない方にとっては安い料金で気軽に旅行に出かけることができるのは非常に魅力的ですよね!
チケット価格と有料オプション比較
価格はピーチ航空が安い
航空会社 | チケット価格(片道) |
香港エクスプレス | ¥24,440 |
ピーチ航空 | ¥21,110 |
(参考)香港航空 | ¥33,840 |
※ピーチ航空 2025/6/2 関西空港20:40発 – 香港国際空港23:55着 スタンダードの場合
※香港航空 2025/6/2 関西空港17:30発 – 香港国際空港20:45着 エコノミークラスの場合
次に両社とフルキャリア(大手)のチケット価格について比較します。同じ日付の同時間帯で比較した場合ピーチ航空が最も安い結果に。大手とは約10,000円以上価格差があるため手軽に利用することが出来ます。
香港エクスプレスはピーチ航空と比べ3,000円程度高いですが就航都市の多さが魅力です。ピーチの香港路線は関西空港発着のみ、一方香港エクスプレスは全国主要都市を含む13都市と地域へ就航。関西地域にお住まいの方意外は必然的にこちらが選択肢となるでしょう。
有料オプション比較
香港エクスプレス | ピーチ航空 | |
持ち込み荷物 | 7kg以下 | 7kg以下 |
預け入れ荷物 | 20kgの荷物1個 | 20kgの荷物1個 |
座席指定 | 追加料金 | 一部無料 |
フライト変更 | 手数料あり | 不可 |
※ピーチ航空:スタンダード
標準的な運賃で比較した場合、預入・持ち込み荷物はそれぞれ同じ条件。座席指定は香港エクスプレスが追加料金で指定、ピーチは最も広い座席を除く3つの座席タイプを無料で指定できます。
また、香港エクスプレスでは出発の48時間前までであれば\11,200の手数料でフライトの日付や日程を変更することが可能。区間やフライトによってはさらに追加料金がかかる場合があるので注意が必要です。
香港エクスプレスの座席指定についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、気になる方はチェックしてください!
チェックイン方法比較

利便性にかかわるチェックインの方法についてもご紹介します。
カウンターチェックイン
香港エクスプレス | ピーチ航空 | |
チェックイン開始 | 出発3時間前から | 出発2時間前から※1 |
チェックイン終了 | 出発1時間前まで | 出発1時間前まで ※1 |
必要書類 | パスポート・予約番号 | パスポート・予約番号 |
カウンター場所(関西) | 第1ターミナル 南ウィング カウンターJ | 第2ターミナル カウンターA〜D |
カウンター場所(香港) | ターミナル1 カウンターA | ターミナル1 カウンターD |
カウンターチェックインでは、香港エクスプレスが1時間早くチェックインを済ませることできます。
チェックイン場所についても関西国際空港はピーチ、香港国際空港は香港エクスプレスが拠点空港となっているため専用カウンターでチェックインを済ませることができます。(他空港ではその他会社と併用の可能性あり)
オンラインチェックイン
香港エクスプレス | ピーチ航空 | |
チェックイン開始 | 出発48時間前から | 出発72時間前から |
チェックイン終了 | 出発1時間前まで | 出発1時間前まで |
アプリ対応 | あり | あり |
ピーチ航空は1日早く72時間前からオンラインチェックインが可能です。
尚、香港エクスプレスは公式以外でチケット手配した場合アプリでチェックインがうまくいかない場合があります。(Trip.comなど)
その場合は「ウェブチェックイン」といって公式サイトからチェックインすると解消する場合があります。
香港エクスプレスのオンラインチェックイン方法についてはこちらの記事でも解説しているので確認してみてください。
どちらのセールがお得?

サービスや座席など様々比較しましたが、最後はセール情報について比較します。
両社のセールはサマーセールやウィンターセールなど定期的なセールや、新規就航セールなど突発的なセールなど多岐にわたります。
香港エクスプレスは割引率が高い
- 香港エクスプレス
- エクスプレスセール
販売期間:2025/3/17(月)から18日(火)まで
搭乗期間:2025/3/24(月)から9/30(火)まで
対象路線:関西→香港:往復5,800円~(ウルトラライト)
高松→香港:往復5,800円~(ウルトラライト) - 新路線就航セール(小松・名古屋線)
販売期間:2025/3/3(月)から4日(火)まで
搭乗期間(小松線):2025/4/24から10/25まで
搭乗期間(名古屋線);2025/3/10から10/25まで
対象路線:小松→香港;往復3,100円〜(ウルトラライト)
名古屋→香港;往復3,100円〜(ウルトラライト)
- ピーチ航空
- 感謝祭セール(国際線)
販売期間;2025/3/5(水)から3/9(日)まで
登場期間;2025/4/7(月)から10/25(土)まで
対象路線;大阪(関西)→香港片道7,990円〜 - スペシャルセール
販売期間;2024/11/11(月)から14(木)まで
登場期間;2024/11/27(水)から3/29(土)まで
対象路線;大阪(関西)→香港片道15,190円〜
過去のキャンペーンを比較すると、香港エクスプレスの割引率が高いことが分かります。
どちらの航空会社も定期や席数限定の特別セールを開催していますが、香港エクスプレスは新規路線を増やしていることもありセールが多い印象です。
セール情報はメルマガ登録が鉄板!
ピーチ航空でも言えることですが、香港まで片道3,000円と言った破格のセールは席数に限りがあり初日で売り切れてしまうこともあります。
そんな時にお勧めしたいのが公式サイトのメルマガ登録と、公式SNSのフォローです。メールの通知設定していれば、超お得なセール情報も逃すことなくキャッチできるのでぜひ活用してください。
香港エクスプレス本音レビュー
ピーチ航空や春秋航空など様々なLCCに搭乗したことがある筆者ですが、家族旅行で香港エクスプレスを利用しましたので、感じたことなど含めレビューしていきたいと思います!
LCCとしては一般的
まず初めに結論ですが「LCCとしては可もなく不可もなく」です!
ピーチ航空であれば、機内で利用できるwifiや独自のサービス等はなく座席には機内食や飲み物のメニューが置かれているのみ。
ただ中華系航空あるあるの、座席のゴミが清掃されていない等はなくキャビンアテンダントの対応も親切なものでした(広東語は話せない筆者ですが、英語で到着予想など丁寧に対応していただきました)
次回も利用の価値はあり!
旅行に求めてることは人それぞれだと思いますが、筆者は「格安で香港へ安全に移動できること」が条件なので恐らく次回も利用すると思います。
特別なサービスや派手さなどはありませんが、とにかく安く安全に移動したい!という方にはとてもおススメな航空会社です。
【Q&A】よくある質問
visaカードは使えない?
使えます。事前のチケット手配や機内での支払い時にはVISA・MasterCard・JCB・AMEX・UnionPay・オクトパスカードが利用できます。
オクトパスカードは香港の交通系ICカードで、旅行しておくならぜひ持っておきたいカードです。
飲み物の持ち込みはできない?
機内への食べ物・飲み物の持ち込みは原則NGです。ただし、化粧水などの液体は100ml以下の容器に合計1L以下であれば可能と規定されています。
制限エリア内で購入したお水等も持ち込む事は可能ですが、見つかった場合は没収されるので注意が必要です。
機内食は出る?
無料の機内食はありません。ピーチ航空もそうですが、座席付近にあるメニューから注文、または事前にオンラインで予約することで注文することができます。
機内で注文する際もVISAをはじめクレジットカードを使用する事はできるので安心してください。
香港エクスプレスは安全?
香港エクスプレスは安全です。オーストラリアの航空業界格付けサイト「エアラインレーティングス」の2025版ランキングで格安航空部門1位を獲得しています。
香港エクスプレスは大手航空の傘下にあり安全性へのコミットが高い点と、重大な事故を起こしたことが無い点などが評価されました。
まとめ
香港エクスプレスとピーチ航空を比較しました。
- 香港エクスプレスはエコノミーのみ
- ピーチ航空は多様なオプションを選択できる
- セールの割引率は香港エクスプレスが大きい
- セール情報はメルマガ登録がおすすめ!
「自由に席を選びたい」:ピーチ航空
「シンプルに安全に移動したい」:香港エクスプレス
ぜひあなたにあった航空会社で楽しい香港旅行にしてくださいね!ワッツチャイナでは、中華圏の旅行に関する情報を発信しています。ページ下の関連から気になる記事も合わせてチェックしてみてください。
【エコノミー】香港エクスプレスってどう? | ピーチ航空と比較してみた を最初から見る!