香港行きの航空券を探していると必ず見かける紫の航空会社「香港エクスプレス」
初めて利用する方やLCCに乗り慣れていない方からすると、「安いけどちょっと不安…」って思う人も多いですよね。
この記事では、そんな香港エクスプレスの安全性や運行体制、料金プランの仕組みまで詳しく解説していきます。筆者自身の搭乗レビューもたっぷり載せてるので、リアルな体験談を知りたい人にもぴったり。

良いところだけでなく、ちょっと残念だった点も含めレビューしています!
最後まで読んでもらえれば、香港エクスプレスのいいところも注意点も全部理解できて、「安心して使えるLCC」って思えるはず。
さらに香港エクスプレスのチケットをお得に取るテクニックも合わせて紹介しているのでぜひ活用してお得に旅行を楽しんでください!
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まずはキャンセル付きプランで仮押さえしよう
香港エクスプレスの基本情報と料金体系

香港エクスプレス(HK Express)は、香港を拠点にするLCC(格安航空会社)で、日本各地からも直行便を多数運航しています。
香港エクスプレスの主な特徴は以下の通りです。
基本情報
- 親会社:キャセイパシフィック航空グループ(安全面も安心)
- 基本運賃:片道15,000円~20,000円ほど(セール時は3,000円台も!)
- 追加料金:受託手荷物・座席指定・機内食はすべて有料
香港エクスプレスの最大の特徴は「世界基準の安全性」で就航以来1度も重大な事故を起こしていない所。
親会社のキャセイパシフィック航空は世界の格付けランキングでもJALに次ぐ5位を獲得しており、その運行の品質やノウハウが香港エクスプレスでも受け継がれています。

飛行機選びで安全性はとても重要なポイントですよね!
次に航空券の価格を決める料金体系について紹介します。
料金体系
ウルトラライト | ライト | エッセンシャル | マックス | |
---|---|---|---|---|
機内持ち込み手荷物(合計7kgまで) | 身の回り品1個 | 身の回り品1個+機内手荷物1個 | 身の回り品1個 | 身の回り品1個+機内手荷物1個 |
預入れ荷物 | 追加料金 | 追加料金 | 預入れ荷物1個(20kgまで) | 預入れ荷物1個(32kg) |
参考価格※1 | ー | +1,000円 | +3,000円 | +5,000円 |
公式HPを参考に作成
航空券のプランは4つに分かれており、それぞれ持ち込める手荷物の量や重さが決まっています。
ウルトラライトは主に1泊や短期滞在者向けでリュック1つで移動するイメージ、一般的な2~3泊の旅行であればエッセンシャル以上のプランがおすすめです。
尚、預入荷物は予約時が最も安く利用でき空港カウンターで重量オーバーの場合は予約時に比べ最大で+5,000円程多く料金がかかる場合もあるため注意が必要です。出発前に荷物の重量を把握してから出発できると追加料金を払う必要がないため、重量チェッカーなどを活用して準備しましょう。

筆者も使っているこの重量チェッカーは、手軽に重さが計れるのでおすすめです!

【搭乗体験】実際に乗ってみた率直な感想

香港エクスプレスの座席は狭いの?機内の様子は?など、これから航空券の手配を考える人にとって沢山気になることがありますよね。
まず結論ですが「値段相応で可もなく不可もなく、移動手段としては全然有り」です。日本国内や中華系LCCに複数搭乗してきましたが機内は綺麗に清掃されていて清潔感がありました(他のLCCだと掃除し忘れて座席ポケットにゴミが残ったままということもありました)
また特別なサービスや機内食の準備などもありませんが「安全で、お手頃に移動したい」という方にはピッタリの航空会社と言えます。
チェックインについて

香港エクスプレスでは通常のカウンターチェックインに加えて「オンラインチェックイン」を利用することができます。
人気のLCCであるため早朝便でもチェックインカウンターは混雑していますがオンラインチェックイン専用のレーンが設けられているため、当日はスムーズに荷物を預け入れすることができました。
オンラインチェックインは48時間前から利用できるためぜひ利用したいサービスです。
詳しい利用方法についてはこちらの記事でもご紹介しています。
荷物規定について
荷物規定については香港エクスプレスに限った話ではありませんが、LCCはオプション代金も貴重な収益源となっているため荷物のサイズや重量について非常に厳しく規定されています。
機内への持ち込み荷物は、各プランも合計7kg以内となっておりチェックインカウンターだけでなく搭乗ゲートでも頻繁にチェックされていました。特に制限エリア内の免税店で買い物したショッピングバックをもった方は優先的に声をかけられていた印象だったので細心の注意が必要です。

心配な方はやはり事前に重量を計るか、大きいプランで予約するのが結局一番安いです
座席の快適性は?本当に狭いのか検証

座席の快適性についてですがシートピッチ(前後の間隔)は約71cmと、確かに狭め。ただし、短時間のフライト(東京〜香港で約4時間)であれば、我慢できないほどではありません。
また筆者は身長170cm台なのですが、通路側に座ったので多少は足を延ばすことができそこまで負担に感じることはありませんでした。
多少窮屈さを感じるもののこれは一般的なLCCと同じ水準なので、必要以上に心配しなくていいかと思います!
機内サービスについて
次に機内サービスについてです。
機内サービスは完全に有料制。水も配布されません。また、スマホの充電設備などもないので、予め充電を満タンにしてから搭乗することをおすすめします。
フルキャリアでよくある、座席についているモニターもないため暇つぶしに映画を見たりなどもできないため皆さんスマホや読書など思い思いの過ごした方をされていました。
ただし、到着時刻について質問した際に丁寧に答えてくれたので、困ったことがあったらCAさんに相談することはできます(日本語は通じないです)
遅延・欠航のリスクは?

LCCは遅延が心配という声もありますが、香港エクスプレスの2024年の定時運航率は約84%と比較的高め。早朝便や午前中の便は特に安定しています。
ただし、9月から11月などの台風シーズンは遅延や欠航のリスクが高まるので余裕をもったスケジュールを計画しましょう。

その分秋のチケットは安い傾向があるため価格重視という方にはおすすめ!
ちょっと残念だった点
最後に少し残念だった点も。
格安で移動できるということもあり、機内では小さな子供を抱えたファミリー層も多かった印象でした。これ自体は問題ないことなのですが香港行きのフライトの際にすぐに後ろに座っていた子どもが、イヤホンもつけずに動画視聴をしていました。
文化的なことなのか周りの方やCA含め誰も注意する素振りもなく、結果的にあまり休むことができませんでした。聞けば答えてくれるが、CA側から働きかけてくれるということはあまり期待できないということが率直な感想です。
旅費を浮かせたい人にはとてもおススメ
ここまで香港エクスプレスについてレビューについて紹介しました。
海外旅行や飛行機に乗り慣れていない方にとっては、少し不安に感じることも多いとは思いますが基本の荷物ルールなどを抑えておけば、搭乗までもそこまでは難しくはありません。香港エクスプレスの特徴も踏まえてこんな方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
- とにかく旅費を抑えたい人
- 弾丸旅行や週末トリップを考えている人
- 身軽な1人旅やカップルなど少人数旅
他社LCCとの比較
香港行きの航空券を探しているときによく出てくる「ピーチ」との違いについても簡単に紹介します。
香港エクスプレス | ピーチ | |
シートの広さ | △(71cm) | △ |
受託手荷物の料金 | 有料 | 有料 |
運航の安定性 | ◎(キャセイ系) | ○ |
拠点空港 | 香港国際空港 | 関空 |
現在日本から香港線を就航しているLCCは「香港エクスプレス」と「ピーチ」のみです。両社とも同じ機種の飛行機を利用しているため、シート幅やLCCとしてのシステムは同じです。
ピーチもANAの100%子会社なため、運行の安定性は高いですが世界的な基準ではキャセイグループに軍配が上がります。ただそこまで大きな違いもないため「日系の方が安心できる」という方はピーチも選択肢の一つに入るかと思います。
基本的には、出発予定日のチケット価格が低い方の航空会社を選ぶで間違いないです。
【最安チケットの探し方】一括検索から“とりあえず予約”が最強!
ここからは筆者がいつもやっている最安で航空券を手に入れる方法をご紹介します。

同じ内容でも数千円から数万円程変わるので、安く手に入れたい方は必見ですよ!
公式セールが最も安い
まず大前提ですが香港エクスプレスは頻繁にセールを行なっており、どのサイトよりも公式セールがもっとも安く手に入れられます。
ただし時期が不定期だったり、新規就航路線限定だったりなどで時期や条件が合わないこともあるため現時点で安い航空券を抑えておいてセールを狙うという方法がおススメです。
次から詳しいチケットの手順について説明していきます。
おすすめのチケットの抑え方
キャンセル保証付きプランはご存じですか?
予約するサイトや航空会社によって、期間内であればキャンセル保証がついたチケットというものが用意されています。

例えば、航空券予約サイトのTrip.comでは同じ日程でも複数プランが用意されていて、少し割高になりますが出発の2時間前まで航空代金が全額返金されるオプションがあります。
つまり現時点で最安のチケットを確保しておいて、公式の格安セールを待つ。というのが最もお得航空券を抑える方法です!
具体的な手順はこちら

順番に解説していきます!
① 航空券の一括比較検索(スカイスキャナーなど)
航空券を安く取るコツは、「最初に相場を知ること」です。
スカイスキャナーのような一括検索サイトでは、複数の航空会社・予約サイトを一括で検索できるためおすすめです。
- スカイスキャナー検索結果の一例

希望の日程を入力することで複数プランで一括比較できます。
② 希望の日程、条件をチェック

相場が分かった所で、希望の条件や日程を固めていきます。
チェックしたいポイントはこちら
- 早朝、深夜便は空港までの交通手段を確認
朝が早すぎる場合、最悪前泊が必要になり追加で費用がかかることも - 到着時間が遅い場合、チェックインに支障がない時間か
現地の到着が遅すぎる場合チェックイン時間を過ぎることも - 行きと帰りの実質滞在時間に注意
行きが遅く、帰りが早いと結果的に丸1日滞在時間が短いことも
もちろん価格が安いことも重要ですが、出発時間や条件なども合わせて確認することが大切です。筆者はいつも行き:午前発、帰り:午後発で長く滞在時間になるように航空券を手配することが多いです。
③ キャンセル保証付きプラン予約
条件が決まったらその中で最も安い航空券を探します。筆者の場合はTrip.comが最も安く表示されることが多いのですが他社の場合でも、Trip.comとの金額差がいくらかというのは確認しましょう。
詳しい理由は後述しますが、最安値の航空券は「キャンセル不可」となっている場合が多いため価格差が片道3,000円程度であればキャンセル付きプランがおすすめです。
出発予定日から1~2カ月程度あるのであれば、まずは仮押さえ位の気持ちで予約しましょう。
Trip.comがおすすめな3つの理由
複数条件を比較すると、Trip.com経由での予約がお得な場合が多くありませんか?
値段ももちろんですが筆者がおすすめしたい理由を紹介します。
① アジア路線に強い
Trip.comは中国・上海に本社を持つグローバルオンライン旅行会社。
香港エクスプレスや春秋航空など、日本ではマイナーなLCCも豊富に扱っており、特にアジア路線に圧倒的な強さを誇ります。
中国国内だけでなく韓国、台湾、シンガポール、香港などアジア各地で予約シェアが高いのも特徴。
この提携力が、スカイスキャナーで検索してもTrip.comが最安に出てくる理由のひとつです。
② キャンセル保証付きプランが選べる
Trip.comの大きな魅力は、同じ日程や条件でも複数の予約プランを選べることです。
- とにかく安い「キャンセル不可プラン」
- 少し割高でも安心な「キャンセル保証付きプラン」
旅行の予定は変わりやすいもの。とりあえず予約しておいて、後で変更が効くというのは精神的にも大きなメリットです。

公式サイトでキャンセル方法が紹介されているので、不安な方は確認してみてください
▶ [航空券のキャンセル方法を確認する]
③ 予約後の操作が簡単&日本語サポートもあり
Trip.comは日本語に完全対応しており、キャンセルや変更操作もアプリやWebから簡単に行えます。
「安く予約できたけど、いざというときに面倒だった…」というような不安もなし。
24時間対応の日本語カスタマーサポートもあるので、LCC初心者にも安心しておすすめできます。
Trip.comならキャンセル可能なプランも選べるため、「まだ確定ではないけど安いうちに押さえておく」が可能。
早めの“仮押さえ”こそ、今の航空券選びの鉄板です。
まとめ:比較+Trip.com予約が最も賢い選択
まとめると航空券手配はこの流れがおすすめです。
- 航空券の一括比較検索(スカイスキャナーなど)
- 希望の日程、条件をチェック
- キャンセル保証付きプラン予約
予定が固まっていなくても、安くて柔軟なTrip.comならリスクを抑えて予約が可能です。

仮押さえ後に公式セールが始まったら、そちらに切り替えるのも賢い選択ですよ!
快適に過ごすための必須グッズ【LCC対策】
チケットの手配が済んだら準備したい、機内で使える便利グッズについても紹介します。
狭いLCCではありますが「工夫次第で快適」に移動することはできます。特にご紹介するこの3つに関しては筆者も実際に使っていて移動中の快適度がかなり変わるのでおすすめです。
空気で膨らますタイプのネックピローです。LCCはリクライニングが浅いor倒せないことがほとんどなのでうまく寝れずに首がガチガチに。
そこで活躍するのがネックピローです。首にまきつけて利用することができるため座席を倒さなくても快適に眠ることが出来ます。

早朝便などは移動中にしっかり睡眠を取っておきたい所ですが、機内は想像以上に明るいです。ほっとアイマスクは使い捨てタイプで荷物にもなりにくいのが魅力。
前回の香港旅行の時も結構利用している人が多い印象でした。外であまり寝れないという方には特におすすめです。

飛行機に乗ったことがある方はご存じかもしれませんが、想像以上に機内は乾燥します。筆者はよく口を開けて寝ちゃったりするのでマスクをするのですが「のどぬーるぬれマスク」はより保湿に特化した商品です。
マスク内にコップ1杯相当分の水分が含まれていて、10時間は保湿効果が持続するので香港行きの機内でも十分活用できます。

よくある質問(FAQ)
最後に香港エクスプレスについて関して「よくある質問」をご紹介します。
Q1. スカイスキャナー経由でもキャンセル保証は使えますか?
スカイスキャナー自体にはキャンセル保証はありません。ただし、予約先のサイト(例:Trip.comなど)が保証を付けていることもあるので、予約前に内容を確認しましょう。
Q2. 機内に飲み物は持ち込める?
機内への飲食物の持ち込みは基本NGです。ただしペットボトルやお菓子程度であれば特になにも言われなかったという声もあるので、もし持ち込む際は自己責任です。
Q3.遅延保証はある?
香港エクスプレスには、一般的な「遅延保証制度」はありません。ただし、「U-First」を予約時に購入することで90分以上の遅延時に空港のラウンジ利用又は80香港ドルを現金として受け取ることができます。
Q4.返金はできる?
基本的に、香港エクスプレスのチケットはキャンセルしても返金されません。日付の変更や名前の修正はできますが、別途手数料がかかるので、予約前にしっかり確認しておくのがおすすめです。
Q5.機内で充電できる?
香港エクスプレスの機内には、基本的にUSBポートやコンセントは設置されていません。モバイルバッテリーの使用も制限されているため、充電に余裕を持った状態で登場することをおすすめします。
【まとめ】総合評価と予約おすすめ度
香港エクスプレスについて実際に搭乗した感想も含め、レビューしてきました!
筆者の主観も含めた、香港エクスプレスの総合評価はこちら。
- 安全性:★★★★★(キャセイ系で安心)
- 価格満足度:★★★★☆(セール時は破格)
- 快適さ:★★★☆☆(LCCとしては普通)
- 総合:★★★★☆
とにかく安く香港に行きたい人や、短期滞在で預入荷物がそこまで多くない人にとって香港エクスプレスはとても良い選択だと思います。
初めての場合、荷物ルールや座席指定など少し手間取ることがあるかもしれませんが順番に沿って予約していけばそこまで難しくもないのでぜひ利用を検討してみてください。
現時点で予約に迷っているならとりあえずTrip.comでチケットをおさえておきましょう!
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